マラソンにペースメーカーがいる理由とは?

ペース
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マラソンのペースメーカーとは?なぜいるの?理由は?

ペースメーカーの言葉は聞いたことありますか?

マラソン大会のテレビ中継で選手以外に走ってる人は誰なのか、ふと疑問に思ったことがある方がいるかもしれません。

なぜ先頭に走っている人はゼッケンの番号が違うの?

あの人は選手なの?

それとも何かの枠割があるの?

なんで常に前にいるの?

先頭で走ってるその方は選手ではなくペースメーカーと呼ばれる方々です。

ペース(pace)、メーカー(maker)と言葉を分解するとわかりやすいかもしれません。

ペースメーカーとは、ペースを作る人のことです。

ペースを作ることである目標タイムに向けてランナーを引っぱってくれます。

例えば

・日本記録ペースを作ってくれる

・大会記録ペースを作ってくれる

・記録を上回るペースを作ってくれる

順位に重きを置くのであればそこまでペースメーカーよりも

勝負の駆け引きが重要となります。

しかし勝負よりもタイムを求めるにはペースメーカーが重要です。

いま自分がどのくらいのペースで走ってるのかの目安に参考になりますね。ただ目安になる以外にも、このペースメーカーについて、どんな役割をしているか書いてみたいと思います。

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理由①マラソンでペースメーカーが風を受け止めてくれる

マラソンで影響する要因である風。

よくマラソン大会で誰が先頭にたつか駆け引きがあると思いますが、

先頭にたつデメリットとして、他の選手よりも多くの風を受けてしまいます。

多くの風を受けて何がいけないの?

と思うかもません。

多くの風を受ける = 前へ進み力が妨げられる

と読み変えることができます。

つまり多くの風を受けてしまうとうまく前へ進めず無駄な力を費やしてしまいます。

向かい風が強いと全然進まない経験があると思います。

あの向かい風を浴びすぎると体力の消耗が激しくなります。

これがフルマラソンにもなると、この力が積み重なりいい記録を出すことが難しくなります

ペースメーカーも1人ではなく複数人参加することもあり、風を軽減してくれます。

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理由②ペースメーカーを見て自分のマラソンのペースを都度確認

マラソンで走ってみるとよく陥りやすいのが

調子が良くてすぐペースを上げてしまう。

調子が悪くてペースを下げすぎてしまう。

といったように、ペースが安定しない走りをしてしまうことがあります。

そのペースを毎回ランニングウォッチで確認することもできますが、

毎回確認する動作も正直手間になってしまいます。

良くも悪くも一定のペースで刻むランナー(ペースメーカー)がいることで

ペースの上げすぎ、下げすぎに対応できます。

ただどんな環境下でもペースを乱さずに走れるペースメーカーは驚きですよね。

初心者だからペースメーカではなくてランニングウォッチガいいなと思う方はこちらの記事を参考に

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理由③ペースメーカーは必ずしもマラソンの先頭にいるとは限らない?

マラソン大会をテレビで見ると、ペースメーカーは先頭集団を引っ張っている姿がよく放送されます。

しかしペースメーカーは先頭集団に必ずいるとも限りません。

上で書いたようにペースメーカーの役割は

ペースを作る人です。

つまりマラソン大会にはトップランナーの他に市民ランナーもいます。

市民ランナーには

・サブ3を目指す方

・サブ4を目指す方

・完走を目指す方

といろんな目標を持っている参加者はいます。

例えば、目立つように風船を持ちながら

・私たちはいまサブ3で走っているので、そのペースでいけばサブ3でゴールできます

・私たちはいまサブ4で走っているので、そのペースでいけばサブ4でゴールできます

とランナーの目標達成をフォローしてくれます。

ペースメーカーは調子が良くても、悪くてもペースを一定に保つことからより凄さが実感出来ますね!

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まとめ

マラソンのペースメーカーとはどんな方か、どんな役割があるかについて書いてみました。

ペースメーカーは先頭でペースを保つだけでなく、

風除けをしてくれたり、目標にしているタイムをサポートしてくれます。

次の参加する大会でペースペーカーの存在を意識してみてはいかがでしょうか。

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