皆さんは走っているときどんな走り方をしていますか?
と、聞かれすぐ答えられますか。
また普段走り方を意識したりしていますか。
ランニングを始めるまで私も全く意識していませんでした。
学校の授業では走り方なんて習いませんよね・・・
運動会や持久走の時も何も意識せずただ走ってました。
実はランニングでは走り方は大きく3種類に分けられます。
その3種類とは
ヒールストライク走法、ミッドフィト走法、フォアフット走法
になります。
初めて聞く言葉ですよね。
走法っていうほどのものなの?
そこで今回はそれぞれの走り方の特徴を簡単に書きたいと思います。
目次
走り方の説明を始める前に
今回は上記のようなランニングシューズに写真に番号を①~③まで振りました。
この番号はランニング時に足が地面に着地するときの場所を
大きく3つに分類し、表してます。この画像データをもとに
ヒールストライク走法・ミッドフット走法・フォアフット走法を説明していこうと思います
ヒールストライク走法とは?
ヒールストライク走法は、はかかとから直地して、つま先で踏み出す走り方です。
上の図より着地する順番は
足を下す ⇒ ③番着地 ⇒ ②番着地 ⇒ ①番着地 ⇒ 足を上げる ⇒ ・・・
となります。
学校の授業でこの走り方をしている人が多いと思います。
自然に知らないうちに馴染んでいる走り方です。
日常生活で歩いているときもかかとから着地して歩いていますが、
どう歩いているか意識しないくらい体に馴染んでいるだと思います。
ヒールストライク走法のメリット
地面に対してかかとから着地、つま先まで重心を移動することで
足全体で着地できるので脚への負担を減らすことができます。
地面からの着地の衝撃を抑えることができる走り方が
ヒールストライク走法と呼ばれます。
長い距離のトレーニングLSDでは走りやすいです。
ヒールストライク走法のデメリット
かかとから着地するためブレーキをしてしまいことによりスピードが遅めてしまう
可能性があります。
地面に着地する時間が長いとその分時間ロスになります。
早く走るためには地面とに接地時間を短くし脚の回転数を上げなくてはいけません。
しかし着地時間が長い為、脚の回転数増することが難しいです。
ミッドフット走法とは?
ミッドフット走法はヒースストライク走法とフォアフット走法の真ん中の走法になります。
上の図より着地する順番は
足を下す ⇒ ②番着地 ⇒ ①番着地 ⇒ 足を上げる ⇒ ・・・
となります。
ヒールストライクとは異なり③番(灰色部)が省略された走り方になります。
つまり、かかとで着地せずにフラットに着地します。
ミッドフット走法のメリット
上下動を少なくすることができ、フォームを保てます。
ヒールストライク走法よりも地面との接地時間が短い為
足の回転数を向上させることができ、
スピードを緩めることなく前へ推進することができます。
ミッドフット走法のデメリット
ヒールストライクよりも地面に接地する時間が短いため
ひざや脚への負担が掛かってしまいます。
足全体で接地ではなく、接地面積が小さいためその分負荷がかかります。
また慣れないとハムストリングやふくらはぎの疲労・怪我につながります。
フォアフット走法とは?
フォアフット走法はヒースストライク走法とフォアフット走法とは異なり
着地を前方にもつ走法になります。
上の図より着地する順番は
足を下す ⇒ ①番接地 ⇒ 足を上げる ⇒ ・・・
となります。
他の走法とは異なり②、③番(灰色部)が省略された走り方になります。
最近アスリートでよく走られる走り方になります。
つま先で着地し、つま先で走り出す走法でどの走法よりも着地する時間は短いです。
フォアフット走法のメリット
着地する時間のロスがなくすことで、足の回転数を増すことができます。
またつま先で降りてつま先でそのまま反動することで力をより生むことができます。
縄跳びでジャンプするときはかかとで着地するとりつま先の方が高く飛べますよね。
フォアフット走法のデメリット
脚への負担が大きくなるため筋力がないと故障の原因になります。
脚の筋肉がないと逆効果になってしまうため注意が必要です。
(初めてフォアフット走法で走って数日間は足の疲労がすごかった記憶があります・・・・)
まとめ
今回はヒールストライク走法・ミッドフット走法・フォアフット走法について
メリット、デメリットについて書かせて頂きました。
どの大会でもヒールストライク走法がいい、フォアフット走法がいいとかではなく
例えば5km、10kmのタイムトライアルではスピード出したいからフォアフット走法で、
ハーフマラソンでは膝の負担が大きいからミッドフット走法に
フルマラソンでは完走を目指す、怪我のリスクを減らすためにヒールストライク走法
と、各大会に向けてベストな走り方を選択することも大事と思いますので、
自分に合う走り方、自分に合うランニングシューズを探してみてはいかがでしょうか。
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