フォアフット走法の足音は意識されたことはありますか?
ランニングにおいて走り方は大きく分けて3つあり
・ヒールストライク
・ミッドフット
・フォアフット
と分けることができます。
それぞれの走り方については過去記事に記載をしています。
足が地面に着地するやり方はわかりますが、着地以外にも気をつけるべき内容があります。
それが走っているときの足音です。
着地はできても
バンバン音を立てて走るのがいいのか
スッと音を立てずにはしるのがいいのか
走り方は様々です。
そこで今回はフォアフットに着目して足音について考えてみようと思います。
フォアフットでの足音は?
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フォアフットはつまさきで着地し
つまさきから蹴りだします。
そのため、地面との接地時間はどの走り方よりも短くなります。
足音についても
つまさきからサッと着地し、その状態で次の一歩へ踏み出すため
足音は小さくなります。
しかし実際のところ足音は大きく”バンバン”と着地をしていませんか?
フォアフットはつまさきで着地して蹴りだすイメージが強すぎると
“バンバン”と着地しがちになります。
なぜバンバンと着地をしてはダメかについては次へ。
フォアフットで足音をたてるデメリットとは
![](https://maru-run-blog.com/wp-content/uploads/2022/01/failure-g49922e8a8_640.jpg)
足音をたてるデメリットとはなにか。
足音がでかいということは地面と接触するときに、
ふくらはぎに大きな負荷を与えていることになります。
また大きな負荷を与えることは怪我へのリスクを上げます。
つまさきで走ることに意識をしすぎて
ランニングフォームがぶれてしまいます。
私もフォアフット練習中に痛め翌日筋肉痛で苦しんだこともあります。
マラソン大会や駅伝大会のトップランナーをみると
どのランナーも足音は小さく”バタバタ”走っていません。
走るスピードは速いが軽やかに走っているように見えるのはこのことです。
そのためフォアフットでは足音に意識して練習が必要となってきます。
足音も小さくすることで足への負荷を低減し怪我を抑えることができます。
無理な走り方をしていないか、体のブレがないか
ラン二ングダイナミクスポッドで確認することもできます。
またつま先に痛みを感じる際は注意が必要です。
フォアフットの足音を抑えるには?
![](https://maru-run-blog.com/wp-content/uploads/2022/01/roland-hechanova-q3s2eS2TiX0-unsplash.jpg)
足音を抑えるにはいきなりスピードをあげずに
ゆっくりとフォアフットで走りながら体に覚えさせます。
遅いペースで抑えられたら、すこしずつペースをあげることで
フォアフットでの着地が前よりも静かにすることができます。
ペースを上げすぎて脇腹が痛くなったときは注意ですね。
その為まずは遅いペースで走るLSDトレーニングで実践をしたいですね!
また高低差の小さい皇居もいい練習環境となります。
遅いペースでも足を痛めやすいのならタイツを履いてみて練習をお勧めします。
慣れてきたらTTのトレーニングも実践してみてはいかがでしょうか!
まとめ
フォアフットについて普段あまり意識をされない足音について
デメリットやどう練習すべきかを書いてみました。
フォアフットは普段から慣れない走り方であり、
いきなりスピードをあげて練習すると怪我のリスクにつながります。
そのためまずはゆっくりとしたペースで走り習得していくことをおすすめします。
また自分がピッチ走法かストライド走法かを確認しどの着地が適しているか
練習をして探してみてはいかがでしょうか。
フォアフットの練習用に厚底ランニングシューズを試してみては!
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